東山魁夷展

東山魁夷展に行ってきました。生誕１１０年。
とっても良かったので２度行きました。
一度目は夫と二人で。二度目は一人で音声ガイドを利用してみました。
亡くなって２０年になるのですね。
知らない世代が出てきても不思議ではない年月ということです。

国立新美術館には初めて行きました。
素晴らしい建物に感動。
ゆったりとした空間で鑑賞するのは絵や画家と対峙するという意気込みになります。
時間をかけて(順番を待って)真正面から見て感じる力強さ、温かさ、願い、様々な感情。
心がどんどん満たされていきました。
唐招提寺の障壁画は御影堂平成大修理が行われているので見られる貴重な体験。
印刷では分からない色や大きさを見ることが出来ました。
あまり見ていなかった晩年の作品は鮮やかなものも多くて意外でした。
最後となった作品も見れて優しい気持ちに包まれました。

音声ガイドを初めて体験しましたが、集中力がＵＰしました。
声優の細谷佳正さんのいわゆるイケボが心地よかったです。
彼のファンが東山魁夷を知るきっかけとなっていたりして素敵な企画ですね。
東山魁夷本人の声が聞けたのも感動でした。

２回行ったことで満足感がすごくてたくさんの絵を思い出して癒されています。